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2008年12月25日 (木)

豚はなぜ生きる 【命の話1】

 

井手敏郎です。

今日は最近公開された映画から考えてみたいと思います。

 

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では本日の『死生学(命の話)』をどうぞ(/^-^)/
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文部科学省の指導から、

近年、小動物を飼う小中学校が増えています。

ただ実際は、土日の餌をだれが食べさせるかなど、

教師と生徒でもめることも多いようです。

そんな中、豚のPちゃんは

大阪府豊能町の小学校にやってきました。

小学校4年生の児童約30人は、体育館の裏に小屋を立て、

廃品回収で集めたお金で餌をやり、排泄物の世話も続けます。

夏休みは順番でPちゃんの飼育にあたり、

当初においを嫌っていた子供たちも、

Pちゃんにほお擦りするまでになりました。

  

そのPちゃんの飼育を提案した教師が放った言葉に

子供たちは戸惑います。

 

「みんなでPちゃんを食べよう」

 

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日に日に巨大化する

卒業するまでの1年、

彼らはPちゃんの命を巡って、何度も何度も考えました。

先生と子供たちの議論の末、Pちゃんの運命は決まります。

そして命の尊さを伝えたかったという教師は、

この問題をきっかけに小学校を辞めました。


ペットだから許されないことなのでしょうか。

家畜なら殺してもいいのでしょうか。

Pちゃんを食べることは残酷なのでしょうか、それとも・・・。

  

豚は何のために生きるのか。

 

教師と子供たちとPちゃんの物語は、

今年映画化され話題を呼んでいます。

応募者1300人の中から、選ばれた子役26人には、

結末が記されていない脚本が渡されたといいます。


仏教に殺生罪という言葉があります。

文字通り、生き物を殺す罪です。

殺生罪には「自殺」「他殺」「随喜同業(ずいきどうごう)」

の3つがあります。


「自殺」とは、

自ら生き物を殺すことです。

今日いわれる、自ら首をつって死ぬことではありません。

生きるためには仕方がない、

害を与えるから、と自ら牛、豚、鶏、魚、虫…

を殺すことをいいます。


「他殺」とは、人に命じて生き物を殺させることを指します。

肉屋さんは牛豚を殺し、魚屋は魚を殺します。

しかし、肉好きな私達がいなければ、

彼らは必要以上の殺生をしたでしょうか。

お金を支払い、殺生を命じている者が

どこかにいるからに違いありません。


「随喜同業」とは、

人が殺生しているのを見て楽しむ心があれば同じ罪だという意味になります。

ある家で、仕掛けたかごにねずみがかかりました。

さてどうしようかと妻が悩んでいるところに、夫が帰宅します。

「ねぇ、あなたが殺してよ」

そう妻に依頼された夫は、近くの川にねずみを沈めました。

同行した息子は、もがき苦しむねずみを見て一緒に喜んだといいます。


自ら殺した夫は「自殺」、依頼した妻は「他殺」、息子は「随喜同業」

といえるでしょう。

ではもっとも罪が重いのは誰なのでしょうか。


また、殺生を楽しむ心とは、生き物が殺されてゆく姿を見ながら、

ほくそえむだけではないでしょう。

食卓に並ぶ肉や魚に舌鼓を打っているは、

随喜同業とはいえないでしょうか。


人はおびただしい殺生をしなければ生きてゆけません。

ある哲学者はいいました。

「地球にとって一番喜ばしいことは

人間がいなくなることだ」と。



命を粗末にする事件は後を絶たません。

取り返しのつかない食糧危機も目前です。

答えは一つではないかもしれないが、

多くを犠牲にして、生きている現実を自ら考え、

見つめなおす必要があるでしょう。

 

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「命に効くえすちょん」をどうぞ <(゜ヘ゜)>ウ~ン
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昨日、食事をするためにどれだけの命を犠牲にしましたか。

 

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編集後記 (*^-^)ノ~~
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一人でも多くの方が命を考えるきっかけになる

ブログにできれば嬉しいです。

 

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コメント

学びのありそうなブログですね。
仏教の講師さんというところにも関心があります。
ちょこちょこ伺いますので、勉強させてください。o(*^▽^*)o

投稿: 元気娘 | 2008年12月26日 (金) 11時01分

他の人にない仏教的な視点で見ていければと思っています。

投稿: 井手敏郎 | 2009年2月 6日 (金) 13時53分

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