日本人とドイツ人の価値観の違い 【命の話17】
こんにちは。井手敏郎です。
本日も、このブログのテーマでもあり、
日本における死生学のさきがけとなった、
アルフォンス・デーケン氏の
『よく生き よく笑い よき死と出会う』(新潮社)
から紹介します。
今回の『死生学』は「価値観を見直す」です。
本文の内容は、簡単にできると思いますので、
ぜひ時間をとって取り組んでみられたらどうでしょうか?
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では本日の『死生学(命の話)』をどうぞ(/^-^)/
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若い時にはどうしても、仕事の業績を上げること、
地位の獲得、財産の確保に大きな価値を置きがちです。
他人を押し退けてでも、
目的に向かって走ることしかない時期もあります。
それが社会的にも評価されるものだったりするわけです。
しかし、懸命に努力してある目標に到達してしまうと、
満足感と共に一種の虚しさを感じる人も多いのではないでしょうか。
それまでの価値観では満足しきれない自分に気がつく瞬間です。
この価値観の危機も、人生の一つの挑戦です。
中年期からのこの挑戦に対しては、
「価値観の見直しと再評価」
が効果的な応戦のステップとなります。
価値観は、時期や立場によってそれぞれ異なって当然なのです。
中年期以降は、時どき自分の価値観を再考し、
はたして自分の人生の真の目的は何なのかと、
もう一度問い直してみる必要があるのです。
たとえば、今の日本では個人の家庭生活よりも
企業の利潤追求の方が優先されていますが、
ドイツでまったく正反対です。
私の弟は故郷の町で小さな会社を経営しています。
子供が4人いる普通の家族ですが、その生活ぶりを見ますと、
日本とあまりに違うのでびっくりします。
夕方5時になると社員は全員さっと帰宅します。
どんなにたくさんの仕事を抱えていても残業はしません。
また翌朝8時から働けばいいと考えています。
もちろん、残業すればお金は稼げるでしょうが、
それよりも家族そろって夕食をとることの方が大切なのです。
人生はいつも個人の生活を中心に考えたい、
というのが多くのドイツ人の価値観です。
かように、人間の価値観は実にさまざまです。
そして中年期からは、
今までの自分の価値観を振り返って考え直すことが、
一つの重要な課題になります。
そのためには、現在、自分が大切だと思うことを、
10項目くらい挙げて
優先順位をつけてみるのも一つの方法です。
仮に、40代のサラリーマン男性が、
次のような10項目を挙げたとしましょう。
1、家庭の団欒
2、自身の健康
3、家族の健康
4、仕事
5、息子の進学
6、貯蓄
7、ゴルフ
8、世界平和
9、日本経済の復興
10、新車の購入
項目を書き出したら、自分はこの一週間のうち、
それぞれの価値のために
どれだけ時間を使ったかを振り返ってみるのです。
さて、サラリーマン氏がもっとも価値を置いた「家庭の団欒」。
そのために彼は何を実践したでしょうか。
休日に一家揃ってのハイキングを企画したのでしょうか。
子供たちから日頃の学校生活の内容を詳しく聞いて、
家族でディスカッションする機会をつくったでしょうか。
家族と散歩したり語り合ったりする時間が、
ゴルフに費やす時間より少なかったのなら、
「家族の団欒」
を1位に挙げるのは間違っているということになります。
1位はゴルフです。
しかし、それでいいのでしょうか。
自分が1位と考える「家族の団欒」
という価値を優先させるために、
今までの生活様式を変更する必要があるのではないでしょうか。
もし、昼食も夕食もそっちのけで
仕事に忙殺された一週間であれば、
その週の価値順列は、自分の理想とは程遠いことになります。
このように、年に何回かでも自分の価値観を見直して、
新しいライフ・スタイルを創造していくのは非常に有益です。
とくに中年期からの価値観の危機を乗り越えるために、
とても有効な方法と言えます。
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「命に効くえすちょん」をどうぞ <(゜ヘ゜)>ウ~ン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分が大切にしている価値観と
実際に費やしている時間に大きなずれがあっては残念ですね。
一番大事と思うことに、今週、どれくらい時間を取ったでしょうか?
どうすれば大事なことに、もっと時間を捻出できるのか?
お互い見直してみましょう。
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