相手の考えを理解する 【コーチング6】
おはようございます。
井手敏郎です。
今日はひさしぶりに「コーチング」の話題を取り上げたいと思います。
コーチングは、相手の能力、可能性を信じ、
サポート(※アドバイスではない)する、
近年、脚光を浴びているコミュニケーションの技術ですね。
より「命」を大切にしていく上で、
コーチングは絶対身につけたい技術だと考え、
ここ数年、個人的に勉強を続けており、
このブログでも取り上げたいと考えました。
今回の『コーチング(命の絆)』は「相手の考えを理解する」です。
就任1年目でチームを優勝に導き、
今最も注目を集める指導者の一人といわれる、
埼玉西武ライオンズの監督、
渡辺久信さん『寛容力』(講談社)に学びます。
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では本日の『コーチング(命の絆)』をどうぞ(/^-^)/
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僕がライオンズの監督となった当初から心がけていた方針は、
「徹底的に選手達と話をする」というものでした。
一軍の選手たちが力を出せる環境を作るためには、
まずは選手を知らなければならない。
「徹底的に選手たちと話をする」
という作業を、
秋季キャンプではまずやり抜いてみようと考えていたのです。
(中略)
そのキャンプの初めに全体ミーティングなどを行って、
大上段に
「俺の方針はこうだ」
とぶつけるよりも、
まず個別に選手としっかり話し合って、
密にコミュニケーションを取る。
そのほうが、僕と選手との相互理解を図れると考えたのです。
とにかく、僕から話しかけること。
それも「こまめに」「ちょこちょこ」です。
たとえばウォーミングアップ中の選手に声をかけたら、
バッティング練習の順番待ちをしている選手に調子を聞く。
次に外野でジョギングしている選手と
一緒に走りながら話を聞いたら、
ブルペンに行って投球練習を見て、こちらの考えを伝える。
南郷町のキャンプは、
野手とピッチャーとが隣り合った別のグラウンドで練習しています。
その間にはきつい階段もあるのですが、
僕はそこを、
多いときは1日4~5回は往復していました。
さらにグラウンドを出ると宿舎でも気軽に声をかけ、
野球の話から雑談までいろいろ話をします。
するとそのうちに選手のほうも、僕に話しかけてくるようになり、
自然と距離が縮まってくるのですね。
「それでは監督の威厳が保てないのでは」
と考える方もいらっしゃると思います。
しかし今の時代の若い子たちは、
そういった“上から目線”の権威や押しつけで、
思うように動いてくれるような精神構造ではありません。
選手が何を考え行動しているか、どんな性格なのかなどを、
「対話する」ことでしっかり理解し、
その性格にあった対処法で指導していく。
それが必要だと思うのです。
改めていいますが、
これは選手の考えを
“理解する”のが目的であって、
“おもねる、迎合する”のではありません。
その選手がもっとも受け入れやすい指導の方法や
接し方を工夫するために、
まずはその選手のことを理解する。
そうすれば自然に心の距離が縮まっていく。
その「心の距離の近さ」が、大切なのです。
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命に『効くえすちょん?』をどうぞ <(゜ヘ゜)>ウ~ン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
仏教の論理学に「与奪の論法」というものがあります。
心から人を動かすにまず大切なのは、
指示、命令、恫喝、立場、報酬でもなく、
相手に望む結果を私達が「奪う」前に、
相手に喜びを「与える」こと、
相手に理解を示す姿勢ではないでしょうか。
会社なら部下は上司の嗜好などを知り、
配慮することも多いかもしれません。
しかし上司で、部下の趣味、好きなものなど知っている人は
あまり多くはないようです。
あなたは彼(彼女)の特技、趣味、好みを知っていますか。
自分の下についている若者達の
趣味、嗜好をそれぞれ1つでも挙げられるでしょうか?
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編集後記 (*^-^)ノ~~
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渡辺監督が台湾野球で活躍していた時期に、
私も台湾で仕事をしていました。
まだまだ出来ているとはいえないものの、
「ミスをせめない」
「立場を利用して叱らない」
「押し付けない」
「自分から話しかける」
などを意識しつつ、
周囲の人の特技、趣味、好みなどを知り、
その人の個性、良さを引き出して盛り上げようと
自分なりには心がけてきたつもりです。
『寛容力』を読み、徹底した実行で、
大きな結果を出した学ぶべき人が身近にいたと知り感激です。
いっぺんに渡辺監督のファンになってしまいました。
少しでも近づきたいものです。
「心の距離」が縮まった後は、
本当に大事なことを伝えていけたらいいなぁと思います。
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